人工芝なら庭を作っても手間にならない!
2020年09月12日マイホームの庭を人工芝にする人が増えています。人工芝はその名の通り、人工的につくられた芝で、自然芝の代わりに用いられることがあります。人工芝の最大のメリットは、手間がかからないという点です。自然芝はそのまま放っておくと、ぐんぐんと伸びてしまいますが、人工芝は成長することはありませんので、自然芝ほどメンテナンスが必要なくなります。
人工芝はウレタンやポリエチレンといった素材を使って作られています。これらの素材は丈夫で長持ちしやすい特徴を持ち、耐久性もあるので、わんぱくな子供の遊び場にも最適です。人工の芝は、水はけが良い設計になっていますので、この点も耐久性をアップさせている要因になります。自然芝を含む植物には害虫がつきものですが、人工芝には虫を駆除する手間は必要ありません。
市販されている人工芝の種類は豊富で、好みによって選べるというのもメリットです。中にはパッと見しただけでは自然芝とほぼ変わらないものがありますので、自然に見せたいというのなら、できるだけ自然芝に近いものを選ぶと良いでしょう。
人工の芝には、観賞や庭を美しく演出するタイプのものから、サッカー野球など、スポーツをする広場に敷くことを想定されたものまで、さまざまです。色や長さについてもバリエーションが豊富ですので、条件にあったものを選ぶことで、満足の行く庭に仕上げることができます。通常、芝というと緑色ですが、人工のものには緑色以外の色を組み合わせてデザインするパネルタイプもあり、芝とは思えないようなカラフルなものもありますので、デザインやアートに自信があったら、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
人工芝の手入れは簡単で、乾燥を防ぐために水やりなどの作業は必要ありません。定期的に人工芝の表面をデッキブラシでブラッシングするだけです。人工芝を変える目安は10年と言われています。手入れの仕方によっては10年以上持たせることも可能ですので、時間が空いた時にメンテナンスすると良いでしょう。
メリットの多い人工の芝ですが、設置前にいくつか注意点があります。人工の芝は自然のものより初期費用が高く、1平米あたり数千円が相場と言われています。自然芝に限りなく近づけたものなど、高品質になればなるほど初期費用はかさみます。
人工の芝を設置するのは個人でも可能です。その場合、工事費用がかからず、材料代だけで済ませてしまうこともできますが、完成させるまでにある程度の手間がかかります。