• ホーム
  • 床暖房をつける時に気を付けたいポイント

床暖房をつける時に気を付けたいポイント

2020年10月19日

床暖房は発熱体など床に暖房器具を設置して、床から室内を暖めます。ヒーターやストーブは、熱風や臭いが気になったり、室内が暖まりすぎて不快になったりすることがありますが、床暖房は足元からやわらかく暖めてくれ、室内の温度を適温に保ちます。床暖房は新築の住宅やマンションのほか、リフォームで設置することが可能です。

床暖房には発熱体を使って暖める電気式と、電気や灯油、ガスなどで作った温水の暖かさで部屋を暖める温水循環式の2種類あります。電気式は床に発熱体を設置して使用するため、設置にかかる費用は温水式よりも安く済みます。その反面、ランニングコストがかかりますので注意が必要です。温水式は温水を作る熱源機の種類によって費用は異なりますが、一般的に電気式よりも初期費用が高くなります。温水式の設置方法は、床の上または床下に暖房器具を設置するほか、後付けには上張り方式(床に暖房器具を設置してから床材を張ること)という方法が採られます。

スイッチを入れてから暖まるまでの時間が一番早いのは、ガス温水式床暖房です。ガス温水式は設置費用やランニングコストがかかるという特徴がありますが、早く部屋を暖めることを優先するなら導入を検討しても良いでしょう。

コストの面から言うと、上張り方式が一番お得ですが、設置すると床に段差ができ、小さな子供やお年寄りがつまずいてしまうリスクが出てきます。暖房の設置には、設置する費用のほか、場合によっては床材を処分する費用がかかることもあります。床暖房を導入する前に専門家に相談し、コストや使いやすさなどから、最適のものを選ぶようにしましょう。リフォームする予定がある場合は、そのタイミングで床暖房を設置すると、床をはがしたり、床材を処分したりする費用が抑えられます。

コストの他に重要なのは、設置する暖房器具の耐久性です。床に一度設置した暖房器具は、そう頻繁に変えることはできません。費用は安く抑えたものの、すぐに故障して再び床板をはがすことになれば、予想外の出費に見舞われてしまいます。床暖房の寿命は各暖房器具によって異なりますが、30~50年と言われています。その間に不凍液の交換や補充のほか、定期点検など、メンテナンスが必要になってきます。保証をつけているメーカーもありますので、できるだけ長期保証を提供しているところを選ぶのが無難です。

床暖房を設置するフローリング材は何でもよいというわけではなく、熱に弱いものもありますので注意が必要です。フローリングによく使われる複合フローリングは、熱や乾燥、湿気が苦手な素材のため、床暖房には向いていません。おすすめは専用のフローリング材や無垢フローリング材などです。フローリング材以外では畳やカーペットがおすすめです。